遷 宮
2014/3/12
「神が動く年」といわれた2013年。出雲大社の60年に一度の大遷宮と、伊勢神宮の20年に一度の式年遷宮がみごとに重なり、無事執り行われました。
歴史上でも3度目になるといわれている2つの遷宮。こんな機会はまたとないと思い、10月の神在月(正式には旧暦なので11月)に出雲大社、11月に伊勢神宮を訪れました。
神門通りから二の鳥居をみたところ。
お天気もよく大勢の参拝者で賑わっていました。
拝殿です。この後ろに60年ぶりに御修造された御本殿があります。
「二礼四拍手一礼」 出雲大社独特の参拝方法です。
いよいよ御本殿とご対面です。
御本殿は大社造りで日本の国土を造られた大国主命(おおくにぬしのみこと)を祀っています。
今回の大遷宮では、約46万枚もの檜皮がこの大屋根に使われているそうです。
黒くて真新しい千木(ちぎ)や鰹木(かつおぎ)が力強さを感じさせます。
参拝後、しっかり出雲そばをいただきました。
翌月伊勢神宮を訪れました。
まずは外宮の参拝です。
奥が新正殿で手前が旧正殿です、二つ並んだ姿はこの時期だけにしか見れないようです。
新正殿です。檜の素木のかおりが漂っています。
旧正殿です。萱葺きの屋根に20年の重みをかんじます。
続いて、内宮へ。
聖界と俗界の架け橋となる「宇治橋」です。こちらも人・人・人
木々の中にたたずむ新正宮です。荘厳で別世界のようでした。
御正殿は唯一神明造りで、屋根の千木(ちぎ)・鰹木(かつおぎ)も出雲大社に比べ、煌びやかな雰囲気でした。
今回、ふたつのパワースポットを巡り、これからの仕事への英気を養う旅となりました。
技術監理部 森下