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東北訪問(2)

2012/10/16

 

岩沼市「千年希望の丘」

 

東日本大震災で大きな被害を受けた岩沼市の沿岸部。6地区384戸の集団移転先となる、玉浦西地区の造成工事が進められています。自然災害に強い安全・安心なまちづくりに加え、地区間のコミュニティを重視し、さらに環境未来都市を実現する”マチ”として、同地区の地域代表者や学識経験者からなるまちづくり検討委員会のもと、沢山の試みと共に復興整備が進められています。

<工事が進む玉浦西地区の造成工事>

 

岩沼市は、津波の危険から町を守る3重の防御ラインに加え、震災により生じた瓦礫などを活用した、人工丘陵地を造成、植栽を施した「千年希望の丘」をつくっています。津波襲来時に緊急避難が可能な高さ10m~15m、直径70m~100m程度の台形円錐丘形の避難丘を15基ほど築造し、これらを連結する高さ3m程度の堤体状の連続丘を作る予定です。現在は実証実験として、1基の丘が作られていました。(※一部、岩沼市千年希望の丘パンフレットより抜粋)

 

<サクラやツバキなどの苗木約6,000本の植樹>

 

「千年希望の丘」頂上より。前方が仙台湾、この隣接地には、メガソーラ発電所の建設予定地だそうです。