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大分が熱い

2015/7/1

梅雨空を思わせる天候が続いています。

夏至も過ぎ、梅雨明けもいよいよ近くなってきましたが、梅雨明けが待たれる毎日です。

 

JRおおいたシティ、大分県立美術館(OPAM)のオープンと何かと大分が注目を浴びていますが、先月思い立って大分まで

行ってきました。

 

OPAMは開かれた美術館といわれているだけにエントランスを入って驚いたのは、1階のフロアー空間に展示スペース、

ミュージアムショップ、カフェ、インフォメーション等が全て移動式で配置されており、企画展示に合わせて空間構成が変更で

きるようになっていることでした。

外壁はガラスと大分県産杉材の斜め格子組みで構成されており、特に道路に面した開口部は全長80mの範囲が高さ6mの

水平折り戸によって開放され、屋外と一体の利用が可能になると聞いてびっくりです。

3階ホワイエには、ゆるやかにウェーブがかった木組み格子の上に膜天井が張られ、やわらかな光をおとしています。

その中央には屋外の天庭が展示スペースとしてつくられており、屋内のホワイエと一体となった展示空間として機能して

います。

道路向かいの総合文化センター(OASIS広場)とペデストリアンデッキにより連絡されており一体となって大分県芸術文化

ゾーンの拠点として機能しているそうです。

次に訪れたのはJRおおいたシティで、この駅舎はJR九州車輛デザイン等で有名な水戸岡鋭治さんのデザインで評判に

なっています。

大分駅は学生時代に訪れて以来で昔の面影は全くありませんでした。

博多駅とは全く違ったデザインで、どちらかというとクラッシックなイメージを受け、むしろほっとする感がありました。

駅ビルは駅コンコース、物販、フードコート、ダイニングからなるアミュプラザおおいた、JR九州ホテル、シティスパてんくう(温泉施設)等から構成されていて
1階コンコースは木を多用した内装となっており、ななつ星in九州の車輛内装のイメージに近いものと感じました。
特にコンコースの中を子供たちを乗せたミニトレインが走っているのにはびっくりでした。

8階シティ屋上広場は【子供が自然と日本の伝統を遊びながら学べる】がコンセプトで五重の塔や鉄道神社、参道の仲見世

等があり、その中には線路が敷き詰められており、2輌のミニトレインが走っています。

博多駅に比べるとはるかに規模も大きく、大分市内が一望できるカフェ等もあり大人も子供も楽しめる空間となっています。

8月8日からは久大線大分~日田間を水戸岡氏デザインの金色の唐草模様で覆われた【或る列車】SWEET TRAINが運行

を始めるそうで、ますます大分に注目が あつまりそうです。

みなさんも是非訪ねてみてください。

 

設計部 多田

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