少し前の話ですが、去年の夏に解体が始まった都城市民会館を見に行きました。
都城市民会館は菊竹清訓さん設計されたメタボニズム建築の代表的な建築物でした。
2006年に閉館してからも存続の声も多く、存続・解体の議論が続いていた建物でしたが、
残念ながら解体となりました。
閉館前に入る機会がありませんでしたので内部を見ることができませんでした。
建物を使っていく、保存をするには継続して維持費がかかっていくものです。
建物の高寿命化が取り組まれている現在で難しい問題だと思います。
消えゆくもの、新たに生まれてくるものを考えさせられました。
設計部 深田