ミラノサローネ視察
2019/8/30
4月に海外研修制度でイタリアに行ってきました。
旅行期間の前後2日は移動、実質イタリアにいたのは4日間で
ミラノサローネの視察をメインにイタリアの街や建築物、
デザインなどたくさんのものをみてきました。
今年のミラノサローネは家具と照明の年で
ミラノサローネ本会場自体は東京ドーム11個分の大きさといわれており、
1日でも見きれないボリュームです。
会場以外にもミラノの街全体がデザイン祭りのようになり
あちらこちらでさまざまな展示がされています。
日本からもたくさんのメーカーやブランドが出展されていました。
日本人ならではの表現方法は、
やはり他国にはない日本の繊細さや奥ゆかしさが伝わってきて
あらためて日本の素晴らしさを感じました。
また海外のデザイナー達の話も興味深く価値観や文化の違いを越えて
共通して良いものを作りたいという思いに
感銘を受けたこともすごく印象に残っています。
3日目はピサやフィレンツェまで足を運びました。
石の文化であるヨーロッパの街並みは
ただ歩いているだけでも絵になる風景でした。
一緒に行った社員と何が日本と違うのかと違いを探したり
建物についてもどう思うか、など普段仕事ではあまりしない
建築やデザイン論について熱い?話も出来て
とてもおもしろかったです。
この視察で感じた感覚や、新しい発見、歴史あるものの価値、
それが世代を超えて美しいと言われる理由、チャレンジ精神、
たくさんの人との出会いなど一言では語り尽くせませんが、
私の中でとても実りの多い研修旅行になりました。
素晴らしい機会を頂いたことに感謝しながら
ここで得たものを仕事にもたくさん生かして行けたらと思います。
木谷